神社名 | 長田神社 |
よみ | ながたじんじゃ |
住所 | 鳥取市東町1丁目103 |
祭神 | 事代主神 猿田彦神 誉田別尊 菅原道真命 |
祭祀 | 例祭5月9日 |
旧社格 | 県社 |
各種指定 | 社叢はキマダラルリツバメチョウ生息地として国天然記念物に指定(昭和9年) 大ケヤキ(幹周4.4m)が「とっとりの銘木一〇〇選」 |
その他 | 社殿を包む樹木中に老桜数株、紅白の梅、大ケヤキがある また神池には鯉も遊ぶ |
由緒
創立年代は定かではない。当初久松山に鎮座していたが、天文14年(1545)、布施城主山名誠通が久松山に築城の時、城内鎮座の長田大明神を城外東南の山麓(現社地)に奉遷した。以後、特に城主(山名氏、吉川氏、池田氏)の崇敬社となる。
慶安3年(1650)、鳥取東照宮創祀に伴い、長田の社は上町の山側に移遷されたが、享保5年(1720)石黒大火により類焼。しばらく仮殿にて奉斎の後、元文6年(1741)、藩主池田宗泰により社殿、其他が造営された。
安永年間(1772~81)、藩主分廷内に奉祀の誉田別尊・菅原道真命を合祀。
天明8年(1788)、現本殿を建立。
安政6年(1859)、池田藩主より社領高百石を寄進されている。
明治元年(1868)、長田神社と改称。
大正7年(1918)、当社移転の議がおこり、第二の旧鎮座地付近の現社地を選定して社殿等を移築造営。大正13年12月に奉遷した。