神社名 | 聖神社 |
よみ | ひじりじんじゃ |
住所 | 鳥取市行徳2丁目705 |
祭神 | 天津日高日子番能邇邇藝命 日子穂穂手見命 事代主神 |
祭祀 | 例祭9月19日 夏祭7月19日 春祭(5月第3日曜)は、隔年で神幸行列があり、各町内から20台前後の屋台が加わり、氏子中を巡幸する。宵宮から境内に夜店が立並び賑わう。県下最大規模の祭礼である。 春秋の祭礼には麒麟獅子舞の奉納、各祭礼には宵宮に各町内の子供会による提灯行列がある。 例祭には、弓道の奉納、献花がある。 |
旧社格 | |
各種指定 | 本殿、幣殿、拝殿が県保護文化財に指定(本殿 昭和32年、幣殿・拝殿 平成17年)。 社叢が鳥取市保存樹林(昭和53年)。社殿が県の建物百選。神幸行列が県無形民俗文化財に指定(平成15年) |
その他 | 境内面積 3,844㎡ 市街地に南面して鎮座 大ケヤキ(幹周6m)2本。イチョウの巨木が疎生する。 |
由緒
創立年月は不詳。往古より聖大明神と称した。
宝永7年(1710)8月、本殿(4尺四方)を再建している。
神幸祭は安永6年(1776)より始まる。
寛政年中(1790~)に本殿(8尺四方)を建立。
文化10年(1813)5月に拝殿を造替したのが現社殿である。
明治3年(1870)、境内鎮座恵比須社(事代主神)を合祀、聖神社と改称した。
『鳥府誌』に「本社は、寛政年間(1790~)更に建てたり、国中無双の麗営なり、工匠巧を究め彫刻美を尽せり」とあるとおりの華麗な社殿であり、因幡地方における近世神社建築の典型である。