神社名 | 田後神社 |
よみ | たじりじんじゃ |
住所 | 湯梨浜町大字田後808 |
祭神 | 建速須佐之男神 |
祭祀 | 例祭9月20日頭屋祭(当渡し行事)…旧暦の10月晦日の午後、頭人5人が海に入って禊ぎをし、旧11月1日未明、 玄米飯に6角切の大根、煎り大豆、焼塩を混ぜ合わせて神饌 (宮の飯)を造り、午前5時より新嘗祭を斎行。終了後参拝者に配布、各人持ち帰って神棚に供える。 |
旧社格 | 旧河村郡旧村社 |
各種指定 | 当渡し行事が湯梨浜町無形文化財(昭和56年)頭屋祭「宮の飯」県無形民俗芸能(昭和61年) |
その他 | 社紋 五七桐 主要建物 本殿(切妻造妻入向拝唐破風付5尺6寸四方寛政3年(1791)建立) 幣殿 拝殿 随神門 神輿庫 境内神社 八幡神社 若宮社 境内面積 1,347㎡ 天神川東岸、田後地区中央西寄りの田園中に東面して鎮座。 |
由緒
当社は、宝徳2年(1450)9月出雲國八重垣神社の御分霊を、神職と5人の当人に依り勧請した。
始め字大ボンと称する所に社を建て、大宝天王として奉斎していたが、天神川の川筋付け替えが行われた時に現在地に移遷された。
現存する最も古い棟札によれば、宝永5年(1708)に「御神殿一宇奉建」とあり、寛政3年(1791)造立の棟札もあるが、現在の本殿の亀石には、享和元年(1801)と刻まれている。
明治元年に田後社と改め、さらに同5年に田後神社と改称した。田後地区の氏神である。