神社名 | 東郷神社 |
よみ | とうごうじんじゃ |
住所 | 湯梨浜町大字小鹿谷768 |
祭神 | 誉田別命 氣長帯姫命 足仲彦命 素戔嗚命 國常立命 市杵嶋比賣命 猿田彦命 大山祇命 伊邪那岐命 速玉男命 事解男命 大穴牟遲命 大山咋命 底筒男命 中筒男命 表筒男命 |
祭祀 | 例祭10月10日 |
旧社格 | 旧河村郡旧郷社 |
各種指定 | |
その他 | 社紋 五七桐 主要建物 本殿(流造1丈3尺×1丈2尺大正6年建立) 幣殿 拝殿 神饌所 神輿庫 随神門 御神前 境内面積 1,249㎡裏に、神社林を控え東面して鎮座。スギ、ヒノキ、クスノキ、シイその他巨樹林立し、裏山から清水が湧く。 |
由緒
明治期の東郷村には、氏神13社が鎮座していた。引地の村社引地神社(もと厳島大明神市杵嶋比賣命)、小鹿谷の村社森山神社 (もと森山牛頭天王素戔嗚命)、 小鹿谷字杉ノ子の村社松上神社(も と松上大明神國常立命)、田畑の村社和田神社(もと妙見大明神素戔嗚命)、國信の村社山邊神社(もと七谷大明神伊邪那岐命)、別所の村社別所神社(もと籠守大明神中筒男命底筒男命表筒男命)、高辻の村社高辻神社(もと松尾大明神大山祇命大穴牟遲命大山咋命)、川上の村社新宮神社(もと新宮大明神速玉男命伊邪那岐命事解男命大山祇命)、久見の村社久見神社(もと梵天帝釈猿田彦命)、 中興寺の村社谷口神社(もと三宝荒神素戔嗚命)、小鹿谷字秀尾の秀尾神社(もと八幡宮誉田別命氣長帯姫命足仲彦命)、方面の松尾神社(もと松尾大明神大山咋命)、川上字奥山ノ神の麻畑神社(もと大森大明神素戔嗚命大山祇命)である。
いずれも創立年月は不詳である。この内、秀尾神社と森山神社は小鹿谷に鎮座し、『伯耆国東郷荘下地中分絵図』(1258)に、「桂尾宮」と「森山宮」として記載されている古社である。
わけても桂尾宮は往古、桂男山八幡宮、新八幡宮と称し、歴代武将の崇敬篤く、尼子氏や南條氏の祈願所として社領が寄進されている。
後、池田氏が因伯二州を領すると、寛永年中(1624~44)には社領5石9斗余を寄進し、御手懸かり神社と定められ、近隣の崇敬も篤かった。
明治初年鎮座地の字名をとり秀尾神社と改称した。大正初年に合祀の議が起こり、大正2年5月、秀尾神社の鎮座地を新社地として東郷村13社を逐次合併し東郷神社を設立した。同時に社地の拡充整備と諸社殿の造営を進め大正6年に竣工。同15年6月に郷社に昇格した。
引地、小鹿谷、田畑一、国信、別所、方面、高辻、川上、麻 畑、田畑二、久見、中興寺12部落の氏神である。