神社名 | 北野神社 〈通称天神さん〉 |
よみ | きたのじんじゃ |
住所 | 鳥取市高住568 |
祭神 | 菅原道真公 |
祭祀 | 例祭4月25日 祭に「御紋餅献上」がある。神饌田の餅米を御当座が梅鉢紋に仕立ててお供えし、撤饌後小さく切っ て子供達に分け与える習わしがある。 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | |
その他 | 本殿 明治37年建立 境内面積 4,251㎡ 集落の南のはずれ、山麓に東面して鎮座。石段80段。 社叢はシイ・タブノキ(4.3m)の巨木の多い照葉樹林。 |
由緒
創立年代は不明であるが、布勢の屋形を拠り所にした山名氏は、時氏以来王城京都の神事奉行に任ぜられて、北野天満宮の祭祀を主催しているので、布勢屋形の坤(南西)に当たるこの地に勧請したものと推測される。
羽柴秀吉の因幡攻めにかかり荒廃するが、現存最古の棟札には承応元年(1652)社殿修理とある。
延享4年(1747)5月、因伯太守池田候願主となり本殿を建立。次いで、文化元年(1804)9月にも社殿が再建されている。
近世は天神と称されたが、明治初年に北野神社と改称した。明治37年に社殿を新築。