神社名 | 矢矯神社 |
よみ | やはぎじんじゃ |
住所 | 鳥取市矢矯71 |
祭神 | 素盞嗚命 布津主命 大己貴命 少彦名命 保食命 |
祭祀 | 例祭4月18日 夏祭(香取祭)7月18日 秋祭10月18日 夏祭は大正2年に合祀した香取神社の祭り。 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | 社叢が県天然記念物(昭和31年) |
その他 | 本殿 昭和39年建立 境内面積 1,450㎡ 集落の東側、山麓に北西に面して鎮座。 御神木は、推定樹齢650年の杉(幹周5.5m)。 境内は幹周4m以上のスギ、タブノキの巨木を中心とする鬱蒼とした森に囲まれ、手水は傍らに流れる清水を引いている。 |
由緒
創立年月不詳。『因幡民談記』(1671)には「矢萩(氏神)妙見」とある。
明和2年(1765)10月の本殿建立の棟札が現存する。
嘉永元年(1848)の『神社改帳』 には妙見大明神と記載されている。
明治初年に矢矯神社と改称。大正2年に洞谷の洞谷神社(もと荒神素戔嗚神)、瀬田蔵の瀬田倉神社(もと瀬田倉大明神素戔嗚命)、妙徳寺の松上神社(もと松上大明神國常立命)、矢矯の香取神社(もと香取大明神また柁大明神經津主神少彦名神大巳貴神)、双六原の桑田神社(もと荒神素戔嗚命) を合併した。
昭和20年代に香取神社と桑田神社以外は分離した。
昭和39年に本殿・幣殿・拝殿を建立した。
現在合祀されている香取神社は、往古毛無山山麓の巨石(柁岩―かんどりいわ)が並ぶ通称狼谷に鎮座し、その使いは狼とされ、神札には狼が写されている。
又、口碑に付近の古道(せんずがたわ)を大国主命が通ったと伝わる。