神社名 | 天日名鳥命神社 |
よみ | あめのひなどりのみことじんじゃ |
住所 | 鳥取市大畑874 |
祭神 | 天日名鳥命 素盞嗚命 |
祭祀 | 例祭4月15日(近い日曜日) 秋祭10月1日 例祭に麒麟獅子の奉納がなされる。 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | |
その他 | 本殿 大正2年建立 境内面積 2,673㎡ 集落南寄りの小丘上に東面して鎮座。石階100段余り。 社叢は幹周3mのシイ、タブノキ、サカキ、スギなどで覆われる。 |
由緒
創立年代不詳。『延喜式』神名帳(927)所載の神社である。
近世、 天鷺宮(天三祇宮)と称されたが、明治初年、天日名鳥命神社と改称。
大正2年に字村の中の福谷神社(もと荒神素盞嗚 命)を合祀。
以前は現社地の中腹に至る参道の中程に鎮座していたが、大正2年に山頂の現社地に遷座した。
往古は天日名鳥命・天穂日命・天日鷲命を、夫々祀る社があったが、後世戦火で消失し、三神を相殿として天三祇ノ宮(あまさぎのみや)・ 天鷺宮と称したと伝わる。
神社鳥居横の御手洗池(現在は無い)に要石という大石二つがあり、地の底にいる大鯰の頭と尾を押さえていたと伝わる。
山麓に腰掛け岩があり、祭神がこの岩に腰を掛け、魚を釣った古跡とも伝えられる。