神社名 | 福岡神社 〈通称 蛸さん〉 |
よみ | ふくおかじんじゃ |
住所 | 伯耆町福岡2035 |
祭神 | 速玉男命 天津児屋根命 武甕槌命 経津主命 伊弉諾命 倉稲魂命 素盞嗚命 |
祭祀 | 例祭10月19日蛸舞神事…例祭前々日夜の榧取祭から始 まり前日夜の崩御祭、当日の御饌献上祭、大注連神事、蛸舞 式と3日間かけて斎行される |
旧社格 | |
各種指定 | 「 蛸舞神事」が県無形民俗芸 能指定(昭和61年) |
その他 | 主要建物 本殿(大社造6尺7寸4方) 幣殿拝殿 神楽殿参籠所 境内面積 2,603㎡ 集落西方、石段60段を上った山腹に東面して鎮座。境内は、ヒノキの造林が中心だが、その中にゴヨウノマツの大木も混じる。神社裏山の頂上に古墳がある。崩御所と称する禁足地である |
由緒
創立年代は不明であるが、古くは若一王子権現と云われた。明治元年、村内の稲荷大明神(倉稲魂命) を合祀し上代社と改称。同5年上代 かみだい 神社と改めた。大正5年9月、福岡の春日神社(天津児屋根命武甕槌命経津主命伊弉諾命倉稲魂 命)、一ノ貝神社(素盞嗚尊日本武尊)、下代 しもだい 神社(もと荒神素盞嗚尊)を合併し、同年12月福岡神社と改称した。昭和30年に一ノ貝神社は分離した。 社伝によると若一王子は熊野新宮の速玉男命であり、大昔、紀伊国熊野灘で命の乗られた船が難破しそうになった時、蛸が無数に出現して神 船を持ち上げ、無事航海の後吉備国に上陸され、此の地に到来されたという伝承があり、これを蛸舞式の由来とする。蛸大明神の別称も伝えられ、社後の岡に崩御所と伝える墳墓がある。