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賣沼神社

神社名
賣沼神社
よみ
めぬまじんじゃ
住所
鳥取市河原町曳田169
祭神
八上比賣神 伊弉冉尊 保食神 建御名方神 高龗神 闇龗神
祭祀
例祭10月1日(第一日曜)
例祭には麒麟獅子舞が奉納される。
7月30日の夏越大祓には茅の輪神事が行われる。
旧社格
郷社
各種指定

その他
境内神社 熊野神社 稲荷神社
境内面積 1,702㎡
御神木はスギ(幹周約3.7m)。曳田川の川沿いに東南に面して鎮座。
河岸の岩や樹木が境内の一角をなしている。シラカシ、 スギ、タブノキ、ヒノキ等の大木が多い。

由緒

創立年代不詳。中、近世は西の日天王と称された。曳田村、天神原村の氏神である。
『延喜式』神名帳に「賣沼神社」として記載されていることから、元禄期(1700頃)より賣沼神社とも併称する。
『因幡誌』には「西の日天王当社は八上姫の霊神也。大己貴命の八十神と兄弟各稲羽八上姫を婚らんとて、出雲国より来たり玉ふ。大己貴命は従者となりて袋を負ひ玉ひしが、つひに八上姫と婚し玉ふ事、旧古二記に委しく見ゑたり。(中略)国中大小の神社多ありと雖神書に其神源を明記せるは当社の外未だこれを聞かず。あがむべし。国中最初の神廟なり。」と記述されている。
明治元年(1868)に原山の熊野権現(伊弉冉尊)、上土居の稲荷大明神(保食神)、引野山の諏訪大明神(建御名方神)、下土居の貴布禰大明神(高龗神外一神)の四社を合祀した。
当社の南側を流れる曳田川対岸の梁瀬山の中腹にある前方後円墳は八上姫の神跡と言われている。
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