神社名 | 奥谷神社 〈通称荒神さん〉 |
よみ | おくだにじんじゃ |
住所 | 鳥取市気高町酒津999 |
祭神 | 素盞嗚命 亀宮神 事代主命 |
祭祀 | 例祭4月20日(4月29日) 例祭は神輿の巡幸に先立ち麒麟獅子が全戸を祓い先導する。花車が後に続く。 |
旧社格 | |
各種指定 | |
その他 | 境内面積 241㎡ 酒津地区の南方、急坂を登った所に北西に面して鎮座。石階45段。 |
由緒
勧請年月不詳。もと荒神宮と称し、貞享年中(1684~86)の棟札がある。
明治初年、奥谷神社と改称。同5年2月、亀宮神を合祀した。その後、清水谷(島)の清水谷神社(もと恵比須事代主命)を合祀した。酒津地区の崇敬神社である。
亀宮については、寛保元年(1741)4月、池田藩支家松平摂津守源澄猶(池田澄猶)と娘輝姫親子が気多郡勝見温泉で清遊の時、酒津浦にて網を曳かせたところ、1匹の大亀が掛かった。澄猶公は是を祝して酒を与え、神楽を奏して海底に放った。その後輝姫はこの亀の霊妙な加護を受けたので、3年後、浦辺に社殿を創立して亀の霊を祀った。爾来、松平家において社殿を維持経営し、祭祀も厳修されたと伝わる。