神社名 | 武宮神社 |
よみ | たけみやじんじゃ |
住所 | 鳥取市気高町下坂本698 |
祭神 | 須佐之男尊 経津主神 武甕槌神 彦火火出見命 倉稲魂神 |
祭祀 | 例祭4月9日 夏越大祓(茅の輪くぐり)7月第四日曜日 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | |
その他 | 本殿 宝暦10年(1760)建立 境内神社 八荒神社 境内面積 2,150㎡ 集落中央部の田畑の中に鎮守の森がある。 社殿は南面して鎮座。 シイの古木(幹周4m)を含むケヤキ、 モチノキ、スギ等の二次林。 |
由緒
起原未詳。棟札写に「奉再興竹之宮大明神玉殿一宇天暦元丁未歳三月五日吉辰」とある。天暦元年は947年。
永禄12年(1569)の裁許状には「武宮」と表記。下坂本の産土神で武宮大明神と称していたが、明治初年、森山大明神(素盞嗚命)、松原大明神(彦火火出見命)、境内末社稲荷大明神(倉稲魂神)を合祀し、武宮神社と改称した。
往古は郷中の大社で、社地広大にして祭祀も厳修されていたが、領主亀井武蔵守が社殿を字森山に移して社地を開墾したので、祭祀も次第に衰微した。
後年村民が神威を畏んで社殿を旧社地に復興し、今日に至ると伝える。
神幸馬場であったと伝える黒田の森、隅田の石隈等の字名、神事場であった牛王田(宝殿)の老松等が昭和期まで存した。何れも本社より南に一直線をなし、1.2㎞に及ぶ。
平成16年に随神門を建立。現存棟札は元禄9年(1696)以降の30枚。