神社名 | 布勢平神社 〈通称はちまんさん〉 |
よみ | ふせひらじんじゃ |
住所 | 鳥取市気高町殿533 |
祭神 | 誉田別命 倉稲魂命 |
祭祀 | 例祭4月15日 |
旧社格 | |
各種指定 | 「布勢の清水」が因伯の名水指定(昭和60年)日本名水100選 「社叢」が市天然記念物自然環境保全地域の指定(平成2年) |
その他 | 境内神社 愛宕神社 境内面積 1,230㎡ 集落西の山麓に東南に面して鎮座。タブノキ(幹周5.2m)、ムクノキ、ケヤキなどの巨木が茂る。 岩屋から清水の湧く池(布勢の清水)を有する。 |
由緒
創立年代は不詳。往古よりこの地に 鎮座し、八幡宮と称していた。「元禄七年(1694)奉新建立八幡宮一宇攸」の棟札がある。
明治初年、村内の稲荷大明神(倉稲魂命)を合祀して布勢平神社と改称。以来、鷲峰神社の摂社である。
藩政時代、社領高5石を寄進された。紀氏郷(きのうじさと)が、天喜元年(1053)3月に、山城国男山八幡宮を勧請して30日過ぎた頃、突然水が湧き出てきた。この水の素晴らしいことにより、社名を石清水八幡宮と名付けたと云う古文書がある。
また、鹿野城主亀井茲矩が築石して涼亭を設け、汭涼の地としたことが伝えられ、 亀井氏の刀砥石と伝わる石も残る(『因幡誌』)。