神社名 | 八幡神社 〈通称はちまんさん〉 |
よみ | やはたじんじゃ |
住所 | 鳥取市気高町八幡248 |
祭神 | 譽田別尊 神功皇后 玉依姫命 倉稲魂命 素盞嗚命 罔象女命 建御名方命 |
祭祀 | 例祭4月15日 榊2台、青年団により全戸を清める。 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | |
その他 | 境内面積 2,214㎡ 集落の東寄り、永江川の西岸に東面して鎮座。シイの古木が茂る。 狛犬は川六作。 |
由緒
『勧請記写』に「弘安四年(1281)、蒙古国ヨリ数隻ノ兵船、筑紫博多着浦、海漫々タルニ旌旗日ニ輝ニヨツテ、降伏ノタメ国々ヘ御勅願在之、殊ニ烈風御祈誓ノ所ニ俄ニ海上鳴動シテ海濤烈シカリシカバ、夷賊ノ数万隻ハ破船シ半ハ退散ス、其後本朝安全也、依之国々ヘ御勅使御礼拝ノ時、国々ヘ三十六ヶ所神社海辺ニ御勧請アリ、悪鬼防キ守ノタメ因幡国気多郡八幡之郷八幡村ニ八幡宮御勧請」とある。
口碑に、古くは下原字竹谷の八幡山に鎮座し ていたとも伝わる。八幡村、下原村、姉泊村の氏神である。
旧藩主池田家においても崇敬篤く、寛永10年(1632)、社領高4石1斗2升の寄進があった。
明治元年(1868)に、八幡字土居の稲荷大明神(倉稲魂命)を合祀して八幡神社と改称。
大正6年3月に、八束水字上坂の鶴見神社(も と荒神素盞嗚命罔象女命)下原字上之切の諏訪神社(もと諏訪大明 神建御名方命)を合祀した。