神社名 | 唐王・松籬神社 |
よみ | とうのう・まつがきじんじゃ |
住所 | 大山町唐王725 |
祭神 | 須勢理毘賣命 菅原道眞 |
祭祀 | 例祭4月25日 |
旧社格 | |
各種指定 | |
その他 | 境内面積 1,046㎡ 集落西寄り平地に南面して鎮座。タブノキの大木(4.2m)がある。 |
由緒
創立年月不詳。須勢理毘賣命は古来唐王御前と称されたが、明治初年に唐王神社と改称。菅原道眞は古来天満宮と称し壹宮神社の摂社であったが、明治初年に唐王神社の境内に移遷し松籬神社と改称した。 明治12年に唐王神社と松籬神社を合祀し現社号に改称した。唐王集落の氏神である。
祭神の須勢理毘賣命は、素盞嗚命の娘であるが、大国主命を毒蛇・毒虫の災難から救い、目出度く結婚されたという物語りが、記紀神話にある。須勢理毘賣命はこの地で崩御され、本殿床下の碑石が御陵であると伝えられる。また、唐王御前の御名は夜見国を唐土になぞらえ、かつ大国主命の后神であることに基づくと言われる。「まーむし、まーむし、よーけよけ、唐王ごぜんさまのお通りだ。」は、この地の山や茂みや草むらに分け入る時のとなえ言葉である。毒虫除け、マムシ除けの守神として祭礼日には氏子外の参詣もある。