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住吉神社

神社名
住吉神社
よみ
すみよしじんじゃ
住所
大山町御来屋904
祭神
底筒之男命 中筒之男命 上筒之男命 息長足姫命 大山祇命 大己貴命 事代主命 菅原道真公
祭祀
例祭11月3日 例祭には「舟曳神事」(現在は隔年)がある。
舟曳神事…神事用の舟4隻を飾り立て、古来から伝わる口説歌に合わせて舟を曳き練り歩く。「黄帝口説」「住吉の由来」「名物口説」が伝わる。
初宮籠…正月20日午前に漁業関係者が参籠し、宮司より「漁をり」「榊(赤い紙垂をつけた大榊)」「大漁充満海上安全の神札」を受け一日中籠る。
旧社格
郷社
各種指定

その他
宝物等 「正一位住吉大明神の宗源宣詞の奉幣串・祝詞」(宝永6年(1709))、「後醍醐天皇の奉幣串」、「御来屋全村鳥瞰図の絵馬」(嘉永7年(1854))、「保萬姓の扁額」(安政2年(1855)児玉玉立書)、「大江山の絵馬」
境内神社 金刀比羅宮 荒神宮 足尾社 
境内面積 4,514㎡
御来屋の中心部に北西に面して鎮座。本殿裏は高さ8mの断崖で、その奥に山林、国道9号線がある。

由緒

創立年代は明らかではないが、摂津国住吉大社の分霊を奉斎したと伝わり、往古は摂津大明神と称した。宝永6年(1709)正一位住吉大明神と改称。
近世、西ノ庄大社と称せられ、藩主池田光仲より社領高3石5斗5升及び葵蝶打交ぜの紋章幕と提燈が寄進されている。
明治初年に御来屋漁港鎮座の恵美須(事代主神)と境内末社天満宮(菅原道眞公)を合祀して住吉神社と改称した。
大正6年に光徳村西坪の西坪神社(もと山王権現 大山祇命 大穴遅命)を合併した。
昭和60年に本殿屋根葺替、幣殿拝殿を増改築した。往古より現在に至るまで漁業関係者の信仰が篤い。 
現存する最古の棟札に社殿修理寛文7年(1667)のものがある。 社伝に、後醍醐天皇が隠岐より名和の港に御潜幸の際、当神社に奉幣し供奉していた源忠顕卿が「千代經べき君が齢を住吉の 松に契りて御幸なるらん」と詠んで献上した一首があり(『伯耆民談記』)、この歌に詠まれた松は明治19年に御来屋の大火の時に焼失した松と伝えられる。
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