神社名 | 下船岡神社 〈通称 岡大明神〉 |
よみ | しもふなおかじんじゃ |
住所 | 八頭町船岡605 |
祭神 | 天鈿女命 猿田彦命 品田別命 保食神 菅原道眞霊 |
祭祀 | 例祭5月3日 神幸祭を3年毎に斎行 夏祭大祓 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | 「神幸祭」が町指定無形民俗文化財(平成16年) |
その他 | 境内面積 838㎡ 集落内平地に西面して鎮座。樹齢300年以上のケヤキ(4本)とムクノキの巨木(幹周4.4m)がある。 |
由緒
創立年月不詳。現社地の西北方に旧社地があり、(字名に幸河宮、馬場先等が残る)笄(こうがい)の宮また岡大明神と称され、社地は広大で祭礼も盛大であったと伝えられる。
天正年中(1580頃)の兵火により社殿を焼失し、井手口の現社地に奉遷したと伝わる。『因幡誌』(1795)には下船岡村の氏神として嚴嶋大明神、八幡宮、岡大明神の3社が記されており、旧社地にもなお小社が奉斎されていた様子がうかがえる。
往古より岡大明神(猿田彦命 天鈿女命)が奉斎され、後年八幡宮(品田別命)が勧請されたという伝承もある。
寛永4年(1627)藩主池田光政の家老丹羽山城が此の地の領主であった時、御神像両体、弓二張、鏡一面を寄進している。
明治元年に境内末社稲荷大明神(保食神)と天満宮(菅原道眞)を合祀して、下船岡神社と改称した。