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美取神社

神社名
美取神社
よみ
みとりじんじゃ
住所
岩美町大字太田166
祭神
大物主神 菅原道眞命 三上豊範
祭祀
例祭4月9日
例祭に麒麟獅子舞の奉納
旧社格
郷社
各種指定

その他
境内神社 稲荷神社(宇賀魂神)
境内面積 2,810㎡
蒲生川西岸、集落内の小高地に東面して鎮座。
御神木は拝殿前のスギ(幹周 3.7m)で、シイを中心とした社叢。

由緒

『延喜式』神名帳(927)所載の「巨濃郡大神社」であり、大野郷の一宮であった。太神社 (オオムワシャ)とも緑大明神(美取大明神)とも称された。
『日本三代実録』 貞観15年(873)7月の条に「授因幡国従五位上多神正五位下」とあるのは当社のこととされる。創建は大和国三輪の大神神社に奉仕した太田田根子の子孫が此の地に住み、祖神の大神を祀ったと伝わる。
寛永年間(1624~44)の火災で本社焼失。古文書も残らない。江戸時代は藩主池田家の祈願所とされ、明和6年(1769)には池田重寛が京都円満院御染筆神号額面を、明治3年には池田慶徳が御紋付幕及び提灯を奉納している。池田家の家紋を社紋とする。
明治初年に美取神社と改称。大正6年12月本庄の北野神社(もと天満宮菅原道眞もと八幡宮三上豊範)を合祀した。
三上豊範は道竹城主で、宝暦の頃より八幡宮として奉斎されていた。古くから太田と本庄の氏神である。 
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