神社名 | 金峯神社 〈通称牧谷権現〉 |
よみ | きんぷじんじゃ |
住所 | 岩美町大字牧谷925 |
祭神 | 天水分神 國水分神 勾大兄神 |
祭祀 | 例祭4月18日 秋祭9月18日 |
旧社格 | 郷社 |
各種指定 | |
その他 | 境内面積 4,775㎡ 社殿は竹美山(金峯山)の山頂近くにあって西面して鎮座。 スギを主体とした老樹で形成された社叢に囲まれている。 |
由緒
社伝によると、往古大和国吉野の金峯神社を勧請し、さらに中世に吉野の蔵王権現を勧請して相殿に祀り、諸院総称して龍王寺蔵王権現と称したと伝えられる。
文治4年(1188)、源頼朝が社領を寄進したと伝えられる。
文和2年(1353)、山名氏清が治世祈願のため社領寄進。当山全盛時は32院を数え、牧谷権現と通称する因幡の修験場の一つであった。
天正9年(1581)、羽柴秀吉入国の時、兵火によって社殿・社記悉く焼失、廃地となったが、藩主池田家の崇敬篤く、社殿永遠維持のため玄米250俵を寄付保管し、毎年25俵を寄進した。
正徳3年(1713)、藩主の命を受けた鳥取淳光院によって山頂の社殿(蔵王権現)及び中腹の別当寺(竹美山龍王寺) が再建された。
明治10年4月、仏具、社僧を廃し、金峯神社と改称した。昭和7年8月に郷社に昇格した。