神社名 | 荒砂神社 |
よみ | あらすなじんじゃ |
住所 | 岩美町大字浦富1541 |
祭神 | 大物主命 |
祭祀 | 例祭10月15日 獅子舞 子供神輿 浦富音頭の舞 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | |
その他 | 本殿 文化10年(1813)建立 境内神社 五社 境内面積 2,168㎡ 浦富海水浴場の西端のマツで覆われた小高い丘に南東に面して鎮座。 |
由緒
創立年代不詳。上古、鈴見山(浦富元宮町)に鎮座していたが、大同元年(806)8月に蒲生川が氾濫して社地・社殿が流出したため、同年11月15日に現社地(大神が崎)に移遷したと伝わる。大神社荒砂大明神と称した。旧社地の跡には小祠を存し、その付近を元宮町という。
『日本三代実録』貞観15年(873)7月の条に、「授因幡国従五位上多神正五位下」とあるのは当社とされる。
安永5年(1776)、神祇官領長吉田兼雄染筆の大神社の社号の扁額が残る。
近世まで大神社また荒砂大明神と称したが、明治初年に荒砂神社と改称した。浜浦富町の氏神である。
本殿は五手先組の精巧な造作。五段組の龍彫刻は左甚五郎の高弟小倉園三郎の作とされている。