神社名 | 美歎神社 |
よみ | みたにじんじゃ |
住所 | 鳥取市国府町美歎261 |
祭神 | 経津主命 武甕槌命 市杵島媛命 保食神 |
祭祀 | 例祭4月11日 夏祭7月11日 秋祭10月11日 例祭 ・秋祭に麒麟獅子舞奉納。 御祷祭(おとうさい)…例祭日の前日夕刻、御祷宿に神幸。翌朝還幸。明治19年頃から続いている。 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | |
その他 | 境内神社 稲荷神社(元美歎神社本殿・明治7年建立) 境内面積 386㎡ 集落南東。山の麓に東南に面して鎮座。 |
由緒
創立年代不詳。『日本三代実録』巻25貞観16年(874)5月の条に「授因幡国従五位下美嘆神従五位上」とあり、『延喜式』神名帳(927)には「法美郡美歎神社」と記される古社である。
承徳3年(1099)、国主として因幡に下つた平時範の日記(『時範記』)に、2月16日惣社参拝のとき、美歎神社を参拝したとある。
近世は武王大明神と称した。
往古は因幡山頂上付近字 屋敷鳴(奥三谷)に戸数4戸の氏神として崇敬されていたが、人口増加するに及び字金内(二度村)に神人共に移転、その後、更に現今の地に集落と共に奉遷されたと云われている。
正徳2年(1712)、社殿を現在地に建立する棟札がある。
明治初年に現社名に改称。明治45年4月に字空ケ滝の瀑神社(市杵島姫命)を合祀。
昭和12年に本殿、幣殿を新築した。 武勇の神。
日清戦役従軍6名、日露戦役従軍15名(内奉天戦三角山三勇士の1名あり)、全員無事凱旋を記念して狛犬一対が奉納された 。