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高岡神社

神社名
高岡神社 〈通称牛頭天王〉 
よみ
たかおかじんじゃ
住所
鳥取市国府町高岡1047
祭神
素戔嗚尊 稲田媛命 宇賀能魂命
祭祀
例祭4月10日
夏祭(大祓・輪くぐり)7月30日
秋祭10月10日
夏祭に「牛頭天王傘踊保存会」による長柄傘踊奉納(明治25年頃、神主の朱傘に想を得て、剣舞を取り入れた鶴亀高低長柄の傘踊り)。創設者は山本徳次郎翁。因幡の傘踊り(無形民族文化財)発祥の地である。
旧社格
村社
各種指定
社叢が県天然記念物に指定(昭和34年)
その他
境内神社 弁財天社 荒神社
境内面積 2,277㎡
集落の北西方、山中に南面して鎮座。
御神木はケヤキ(樹齢700年・幹周6.5m)。樹齢300年から800年のツバキの群生、タブノキ、ケヤキ、スギ等の自然林で境内地は広い。
弁財天社前の堀にモリアオガエルが生息。

由緒

創立年代不詳。古くより牛頭天王と称し、播州廣峰神社の分霊を勧請。
最初は高岡宝殿ケ平の天王尾に鎮座されたが、元享2年6月(1322)に現在の堂原山麓に奉遷して、牛頭天王第一の宮として広く崇敬された。
文亀・永承(1504~)頃は麻生に御旅所を設け、神幸神事が執行され、神域広く字追掛から字八反田まであった。
当社は、牛馬の守護神として農家の崇敬が篤く、近郷から参拝があり、文政の頃 (1820年)社頭で郡一円の牛市が催されたことがある。
明治元年(1868)高岡社、同7年3月高岡神社と改称する。
大正7年、麻生村の麻生神社を合祀し、次に元高井村漆谷の稲荷神社と麻生神社境内末社稲荷神社の2社を合併し、高岡神社境内に移転・合祀したが、元高井村の稲荷神社は 昭和10年に旧社地に再興。麻生神社と同境内末社稲荷神社は、昭和25年7月、旧社地に再興した。
明治15年、高岡西浦丘で大銅牛が鋳造され奉納されていたが、大東亜戦争中(昭和19年8月)に供出。当時県庁前広場に数日安置され、賽銭ありと新聞に報じられている。 
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