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上荒船神社

神社名
上荒船神社 〈通称子守さん〉 
よみ
かみあらふねじんじゃ
住所
鳥取市国府町上荒船561
祭神
素盞嗚尊 稲田姫尊
祭祀
例祭9月13日
春祭4月13日
旧社格

各種指定

その他
境内神社 荒神宮
境内面積 1,174㎡
集落の中央、部落を見下ろす丘に南面して鎮座。
スギ林の中にツバキやシラカシの古木が混じる。

由緒

古くより子守権現、また末松権現と称した。
正徳年中(1711~16)、因伯二州の国主池田吉泰は男子がないことを憂い、この社に祈願したところ、霊験著しく宗泰を得た。
そのため藩では米3石を永久に寄進することとなり、神社では、毎年武運長久の祈祷札を池田家に献納した。
明治元年(1868)上荒船社、同7年3月上荒船神社と改称。鳥居の社号額には「子守」「末松」が併記されている。
上古、国府の谷に五つの国があった。大肢谷に滝津の国、小肢谷に磐根の国、その中間に須賀の国、そして谷地区に草邑の国、宮下・岩倉 地区に稲葉の国があった。滝津の国は早くから拓けていたが、磐根の国 (普根とも云った)は後進荒蕪であった為、中間にある清浄な須賀の国 (天国)の罪・穢を普根の地に運び祓い清めた。修祓の地とされた未開の荒れた普根の里、「荒普根」は後に運ぶものの連想から「荒船」と表 記するようになった云う(『子守神社縁起』) 。
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