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手見神社

神社名
手見神社
よみ
てみじんじゃ
住所
鳥取市国府町松尾341
祭神
大山咋神 市寸嶋比賣命 素戔嗚尊 大己貴尊
祭祀
例祭4月29日
秋祭9月29日
旧社格
村社
各種指定

その他
境内面積 680㎡
集落の南東、部落を見下ろす山の背、約80段の石段の上に西面して鎮座。
タブノキ、シイの古木がある。

由緒

創立年代不詳。『延喜式』神名帳(927)所載の神社であ る。
近世は松尾大明神と称した。
旧神社誌には「大同年間(806~810)山城國葛野松尾神社の分霊を勧請せりと伝う」とある。
また、『延喜式』巻3臨時祭に「凡松尾社、因幡國封租穀者、停収此宮、収社充供神料」とあるのは当社のことで、手見神社の社領は京都松尾社の荘園であったと考えられる。現在も氏子は松尾社の分霊を勧請奉祀したと信仰している。
明治初年、現在の社名に改称。大正3年中河原神社(素戔嗚命)、同6年吉野神社(大己貴命)を合祀。松尾、吉野、中河原の三ヶ村の氏神である。
古くは現在地の後背に聳える標高477mの手見山の山頂にあったが、村民行拝に不便のため、近世に山下に移した (『因幡誌』)。
鎮座地松尾村には国指定重要文化財の薬師如来像、日光・月光両菩薩像があり、「花慶山光良寺」 と伝える。
古くから酒の神として崇敬され、因幡一円、但馬北部に至るまで各酒造場の清祓に訪れていた。 
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