神社名 | 松崎神社 |
よみ | まつざきじんじゃ |
住所 | 湯梨浜町大字松崎566 |
祭神 | 天穂日命 天津彦根命 活津彦根命 熊野櫲樟日命 |
祭祀 | 例祭10月12日水郷祭7月20日夏祭(契さん)旧6月14日例祭には、松崎6区内共に木鳥居が建てられ社名札御神燈が懸けられ、御神幸祭には和田城主より寄進された神輿を担ぎ、各区内巡幸する。 水郷祭…松崎神社神霊を奉じ 亀形鼻城の麓から乗船迎火。東郷湖周辺の神々を迎え湖面を一周。湖上の祭場で神事を行い、浦安の舞を奉納する。 「契さん」…祭神伊佐奈伎・伊佐奈美二神、往古松ヶ崎城中に鎮座。延命長寿の神として信仰されていたが、流行病蔓延の折、 夢枕に立たれ、社殿を建立祭祀を厳修したところ流行病が治まることがあって、一層信仰が深められ、松崎神社一角に鎮まられた。以来夏祭として旧6月14日夕、屋台を引いて巡幸、本社境内に御旅所を設けて契神社の祭祀を行う。子供相撲の奉納がある。 「節分忌火焚き厄祓い」…松崎宿として栄えた明治時代より伝わる。 |
旧社格 | 旧河村郡旧村社 |
各種指定 | 社叢が町の指定天然記念物(昭和52) |
その他 | 社紋 亀甲に五三桐 主要建物 本殿(流造変形6尺5寸×7尺2寸近世中期の建立) 幣殿 拝殿 神輿庫 随神門 参籠所 手水舎 社務所 境内神社 稲荷社 天満宮 契神社 境 内 面積4,643㎡。松崎の北寄り、丘上に南面して鎮座。シイの大木を主としてタブ・ケヤキで社叢を構成。 境内から湖が望まれる。御神木は、シイの大樹(樹齢350年幹周6m) |
由緒
創立年代不詳。宿場町として栄えた松崎一円の氏神である。
往古より宮坂に鎮座し松崎大明神と称した。社伝によると、山名(松崎)・南條(羽衣石)両城主の崇敬篤く、度々社殿の修復がなされている。
元禄年間現社地に移転。近世は南方の久見まで巡幸があり、現在も久見の更田家の庭に御座石を残している。明治初年松崎神社と改称した。
口碑によると「熊野櫲樟日命御齢十二歳頭髪一つげしにあらせらる。」 これにちなんで昔氏子の子供は皆中ぞりを加えたと伝える。
神輿は池田藩家老和田氏の寄進と伝えられる。