神社名 | 都波奈彌神社 |
よみ | つわなみじんじゃ |
住所 | 鳥取市河原町和奈見475 |
祭神 | 素盞嗚尊 櫛名田比賣尊 天之忍穂耳尊 天之穂日尊 天津日子根尊 活津日子根尊 熊野久須毘尊 多紀理毘賣尊 多岐都比賣 尊市杵島比賣尊 |
祭祀 | 例祭4月19日(近い日曜日) 初午祭 夏祭 神返祭 |
旧社格 | 村社 |
各種指定 | |
その他 | 境内末社 一社 境内面積 2,578㎡ 集落の上手に東面して鎮座。 参籠所を芝居小屋にしつらえて、昭和20年代まで芝居が上演されていた。 |
由緒
創立年代は明らかではないが、『日本文徳天皇實録』巻三仁壽元年(851)10月の条に「因幡国―中略―都波奈弥―中略―等五神並授従五位下」とみえ、『延喜式』神名帳(927)には「都波奈彌神社二座」 と記載されている。
『因幡誌』巻10は式内社を考察して「都波奈彌神社二座、散岐郷和奈見村に祭る所の牛頭 天王社是なりと云伝ふ、按ずるに今此地を和奈見と云ふは、都波奈彌の上略即ち地名を以て呼ぶならん、社殿に祭神素盞嗚尊、稲田姫を鎮祭して二座とす」と記している。
和奈見村の氏神で近世まで牛頭天王と称された。
以前は、現鎮座地より50m程上の字宮ノ上に鎮座していたと伝わる。
明治元年(1868)に宮ノ上の岡大明神(天乃忍穂耳尊他七神)を合祀し、同5年に都波奈彌神社と復称した。和奈見部落の氏神である。