神社名 | 大和佐美命神社 |
よみ | おおわさみのみことじんじゃ |
住所 | 鳥取市上砂見674 |
祭神 | 大和佐美命 國之常立神 豊雲野神 宇比地邇神 須比地邇神 角杙神 活杙神 意富斗能地神 大斗乃辨神 淤母陀流神 阿夜訶志古泥神 伊邪那岐神 伊邪那美神 天照大御神 天忍穂耳命 瓊々杵命 彦火火出見命 鵜賀屋葺不合命 素盞嗚命 大山祇命 |
祭祀 | 例祭10月13日(近い休日) 春祭(5月上旬) 夏祭(7月上旬) 例祭の麒麟獅子舞は正統権現流であり、「剣の舞」が奉納される。5年毎に御幸祭を挙行し、榊・鉾・奴・幟武者・巫女・弓・鉄砲・神輿の行列が繰り出される。 |
旧社格 | |
各種指定 | 大湯棚地区の木造麒麟獅子頭(江戸中期作)が県有形民俗彫刻(昭和29年) 上砂見地区の麒麟獅子舞が国選択無形民俗芸能に指定(昭和46年) |
その他 | 境内面積 5,725㎡ 集落の西奥、砂見川南岸の山麓に東面して鎮座 ヒメハルゼミの生息地である 広葉樹の中にサカキが多く、樹齢約300年のケヤキがある |
由緒
創立年代は不詳。『日本三代實録』貞観7年(865)6月の条に「因幡国大和佐美神授従五位下」と記されており、『延喜式』神名帳(927年)に「大和佐美命神社」と記されている。
江戸時代は旗刺大明神と称し、『因幡誌』に絵図が所載されている。
上砂見地区と中砂見字大湯棚地区の産土神として字谷平に鎮座。万延元年(1850)谷平おん谷で山崩れがあり社殿などが破損した。
明治初年に大和佐美命神社と改称し、同時に当村字谷平に鎮座の谷前神社(もと牛頭天王 素盞嗚命)と同字小畑に鎮座の山神社(大山祇命)を合祀し現社地に奉遷。
明治28年10月に本殿を改築した。
「やまとさみのみことじんじゃ」の別称も伝えられる。
御祭神(國之常立神以下17柱)は熊野の神々と同神であり、中古に熊野信仰が加わったことが考えられる。
御祭神(國之常立神以下17柱)は熊野の神々と同神であり、中古に熊野信仰が加わったことが考えられる。