神社名 | 天穂日命神社 |
よみ | あめのほひのみことじんじゃ |
住所 | 鳥取市福井361 |
祭神 | 天穂日命 熊野久須毘命 保食命 |
祭祀 | 例祭4月9日 秋祭 御日待祭…正月9日に近い日曜日に氏子の上組・中組・下組の宿元に諸社を迎え拝み始め、拝み上げの祭典を執り行う。 |
旧社格 | 郷社 |
各種指定 | |
その他 | 本殿 大正7年建立 境内面積 1,387㎡ 集落の西寄り、山麓に東面して鎮座。 社叢は、御神木のシイ(幹周4.3m)をはじめシイ ・タブノキの大木の多い照葉樹林。 |
由緒
『日本三代實録』巻14貞観9年 (867)5月の条に「以因幡国正三位天穂日命神列於官社」と記されている。当時の神階としては因伯両国の最上位である。
『延喜式』神名帳(927)にも所載の神社である。
永禄4年(1561)、岡谷・小辛川・長谷 ・湯戸・荒船の5社を合祀、以来六王と称した。
天正12年(1584)、秀吉の因幡攻めの折、社殿他一切を焼失。
『稲葉民談記』他、近世諸資料には「六王大明神」とあり、『因幡誌』所載の当神社図に見える鳥居額には「六王神社天穂日命」とある。
明治初年、旧称(現社名)に復した。
大正2年に村内荒船神社(熊野久須毘命)と稲荷神社(保食命)を合祀した。大正7年、本殿を建立した。